大麦若葉は花粉症に対して効果を持っているとされ、症状の緩和が期待されています。


大麦若葉は多くの生理活性物質を含んでいる。これまでに抗炎症作用、DNAの損傷修復作用、抗HIV作用、抗酸化活性作用、血栓形成の阻止作用、血管保護作用などが証明され、その幾つかについては成分が確定され学会誌、学会などで発表されています。


大麦緑茶

コラーゲン生成

大麦若葉の生理活性成分中にコラーゲン産生に対する効果について検討したところ、ヒト線維芽細胞からのコラーゲン産生を顕著に促進した。
また、大麦若葉の生理活性成分とコラーゲン合成促進作用を持つ食用コラーゲンを添加すると、相乗効果により、更に強いコラーゲン産生促進作用を示した。
ただし、熱処理を施した麦緑素においては作用を示さなかった。コラーゲンは加齢と共に量が減少し、シワやたるみ等の原因となり、更に関節炎、骨粗鬆症、動脈硬化、高血圧等様々な疾病の原因ともなり得る。
          

活性酸素とSOD

活性酸素は人間の体内で多くなると細胞中の遺伝子を切断してガン細胞を作ったり、炎症原因物質として、リウマチや動脈諸病の原因となっていますが、SODは余分な活性酸素を直ちに分解する酵素であり、これを人間や動物は体内に備えている。
しかし、このSODは40歳前後を境にして体内における活性が落ち始め老化とともにその活性が失われてゆきます。
大麦若葉にはこのSODが多有に含まれている。 このSODは、麦緑素中のカタラーゼの作用とともに活性酸素をムドク化する働きを有しガンの予防、リウマチ、動脈硬化などの予防に役立つものである。

大麦若葉とガン

細胞に突然変異を起こさせる物質の多くは発ガン性を有している。私たちの周囲に数千種、数万種類もあるといわれる変異原性物質。
タバコのタール中の3-4ベンツピレン、肉や魚の焼き焦げの中にあるTry-P1、Try-2等の変異原物質に対して大麦若葉のパーオキシターゼが強い分解消去作用を持ち、発ガン性を消去させる。


遺伝子(DNA)を修復促進する作用

遺伝子が変異原性物質や放射線によって突然変異を起こすと、ガンや奇形児出産につながるとされる。
しかし、麦緑茶には遺伝子が損傷を起こしても修復を促進するタンパク質を備えておりガンと闘っているわけである。その成分はP4D1分画である。
多量の発ガン性物質に取り囲まれている現代人にとっては、ガンの予防という意味での大麦若葉の飲用は大いに有望である。


スタミナアップ

トレッド・ミル装置と回転籠装置を使ったマウスの実験によると、大麦若葉を与えられないマウスより運動性では約2.4倍、持久力では約1.3倍もの力を発揮することがわかった。大麦若葉の使用者がスタミナがつく、活動的になるという報告の裏付けといえる。

血管強化

大麦若葉には、コレステロールを減らすばかりでなく血管そのものを強くする働きがある。
大麦若葉をハムスターに食べさせておくとハムスターの頬のうに血管から血液成分を漏出させる作用のあるヒスタミン注射をしても、血管はきれいなままで血液成分が漏れてこない。
更にADPでハムスターの頬のうに血小板を凝集させ、つまり血小板血栓をつくったが、大麦若葉を食べさせたハムスターではADPを使っても血小板血栓ができにくかった。
この血小板凝集を阻害する物質は低分子量の耐熱性のものである。



GIV 抗酸化活性物質

人類をはじめとする多くの生物の存在には酸素が必要であるが、その反面各種の反応により生成する活性酸素、酸素ラジカルなどは、ガン、動脈硬化、リュウマチ等の炎症などの原因ともなり、また不飽和脂肪酸、或はそのエステルは活性酸素により酸化されて、多くの段階を経て最終的にマロンアルデヒド、4-ヒドロキシノネナール等を生成する。
これらの物質は極めて有害な成分であり、DNAの損傷、発ガン、老化などに関係していると考えられている。
麦緑素には、多くの生物に共通したことではあるが、活性酸素を有するものがいくつか含まれているのが分っている。
そのひとつが2”-0-グルコシルイソビテキシンである。2”-0-グルコシルイソビテキシンは不飽和脂肪酸のひとつであるアラキドン酸からのマロンジアルデヒド(MAD)と4-ヒドロキシノネナールという強い変異原物質の活性酸素の酸化作用による生成をa-トコフェロールよりも強く抑制する性質を有しており、この他にもスクアレン、リノール酸エチルの紫外線照射による抗酸化反応をaトコフェロールやBHTよりも顕著に抑制する。

 

また、大麦若葉には多くの抗酸化活性物質が含まれるがGIVと同じフラボノイドで他にもルトナリンやサポナリン誘導体において、強い抗酸化作用を持つものが確認されている。

農薬を分解

農業生産、食品の保蔵等に各種の農薬が広く使用され、残留農薬として環境への拡散が問題になっている。
麦緑素の生理活性成分の各種農薬に対する分解或は消去活性のスペクトラムを検討したところ、大麦若葉の生理活性成分中にマラチオンをはじめとしてパラチオン、ダイアジノン、フルシラゾール等各種の農薬に対して顕著な分解活性および消去活性を示した。


「世界を変える日本人(テレビ東京)」で

  カリフォルニア大学ディビス校環境毒性学部教授の

  柴本崇行先生の研究が紹介されていました。

  柴本教授の研究テーマの一つ 「残留農薬の分解」

  その研究の中で大麦若葉エキスに含まれる酵素「カルボキシレース」

  残留農薬を分解する力があることを発見されたそうです。